業務案内

WORK

株式会社田中組は、大阪府富田林市を中心に近畿一円でマンションや学校、老人ホーム、公共施設、高速道路の新築工事における型枠工事を承っております。
弊社は平成6年の創業から、型枠工事ひとすじで現場を担当し、今では土木工事や建築工事にも携わるようになりました。
型枠工事には様々な工法がありますが、弊社では有資格者の監督のもと、他業者さまや施工後に建物を利用されるお客さまのことを第一に考え施工を行なっています。
豊富な実績に裏付けされた確かな技術を「株式会社田中組」は皆さまにお届けいたします。

型枠工事

型枠工事とはコンクリートの建物を形成するための枠をつくる工事です。
鉄筋でつくられた建築物の骨組みにコンクリートを流し込むために、木板やベニヤ板を組み立て、型枠を形成、躯体形状を仮で作成します。その後、建てられた型枠の中にコンクリートを流し込み、固まった後に型枠を外せば建物の形が出来上がります。
こうした型枠を組み立てる職人を「型枠大工」と呼びます。
コンクリート製の構造物の良し悪しは、この型枠大工の腕にかかっています。
「垂直精度±3mm」が許容範囲と言われており、これ以上の歪みが出ると、建物の強度や出来栄えに大きな影響が生じます。
職人の手で「図面との誤差を±3mmに収めること」、それが型枠工事における重要なポイントです。

行動指針

■環境配慮
・職場環境は常に整理整頓
・徹底した材料の再利用
■安全
・現場での不安全行動の撲滅
■スピード
・経済的な速度で仕事をする
・合理化並びに工期短縮、無駄を排し、原価の低減を図る
■永続性
・顧客・社員から信頼される堅実で持続的な経済活動

施工の流れ

STEP-1拾い出し

施工図面から、柱、壁、梁、スラブ等の形状、寸法、数量を計算し、材料の加工ができるように加工図を作ります。

STEP-2加工

加工図より材料(合板、桟木)を加工場で無駄が出ないように切断し、型枠に使うパネルを加工します。
加工により現場での作業の効率化が図れます。

STEP-3墨出し

施工図面より現場で型枠を組み立てる柱、壁などの位置を床に線や印で表す作業です。

STEP-4建込

事前に加工したパネルを墨出しした墨に合わせて建てていく作業です。
型枠は精度と強度が必要とされるので、水平、垂直、レベルを常に確認します。この作業が建物全体の出来栄えを決める重要な作業になるため、職人の技が必要になります。

STEP-5締め付け

建込が終わったら、ホームタイという金物を使い鋼管角パイプで締め付けを行ないます。コンクリート打設時に圧力がかかるため、枠に隙間や歪みが出ないようにしっかりと締め付けます。現場の安全に関わる大事な作業です。

STEP-6ダメ回り

それぞれの工事がほとんど完成となる時点において、補修を要する箇所などを点検、見回りを行ないます。コンクリートの圧力に耐え、正確な形になるように各所点検しながら必要な個所を固めてコンクリート打設に備えます。

STEP-7コンクリート打設

コンクリートを型枠に流し込む作業です。
流動性のあるコンクリートは型枠にかなりの側圧がかかるため、型枠大工は打設中、常に型枠の点検をします。

STEP-8解体

型枠の中へ流し込んだコンクリートが固まり強度が出たらバールなどを使用し型枠を取り外します。
危険を伴う作業のため、十分に注意を払い作業します。

STEP-9材料搬出

解体した材料を搬出します。持ち帰った材料は仕分けし、釘抜き・ケレンの後材料として再利用します。

STEP-10完成・引き渡し

出来上がった躯体に問題がないか確認し清掃後、次の作業をする仕上げ業者さまへ現場を引き渡します。

以上の一連作業を「型枠工事」と呼びます。
また、株式会社田中組はこの他にも型枠工事に伴う土木工事や建設工事も承っております。